【超重要】知的生産者のためのフロー状態になる方法とコツ

【超重要】知的生産者のためのフロー状態になる方法とコツ

フロー状態をご存知でしょうか?
プログラマーならなんとなく聞いたことがある、もしくは、その状態に入ったことがあるかもしれません。とんでもなく集中した状態に入り、まわりの声や音が聞こえなくなり、時間感覚を失いながら恐ろしいほどに生産性が高まるアレです。あの状態のことです。

 

今回は、自分なりに感じている、あの状態に入るためのコツや、効果的なテクニックについて紹介します。プログラマー、デザイナーなどのクリエイティブな仕事をしていて、フロー状態を経験したことのない方は、是非この方法を実践してみてください。

フロー状態とは

一つのことに没頭し、ほとんど瞑想状態になることを、フロー状態といいます。この状態に入ると、時間感覚がなくなり、気づくと3〜4時間たっているということもあります。そして、その状態で仕事をこなしていると、なんとも言えない幸福感と満足感を感じられます。また、ただ満足感が高まるというだけでなく、生産性が10倍以上に飛躍するというデータもあるようです。

このように聞くと、なんだかヤバい状態になっているんじゃないかと思ってしまいますよね。

しかし、このフロー状態を経験したことのある人はけっこう多いと思います。そして、科学的にもこの状態は検証され、一種の極限状態として証明されているようです。とくに、デザイナーやエンジニアなど、クリエイティブな作業に関わる知的生産者に多いようで、実際に、プログラマーである僕も経験したことがあります。つまり、何も珍しいことではないし、フロー状態に入ることでどれだけ多くの作業をこなせるか知っている人も多いはずです。

フロー状態に入ることは何よりも重要です

フロー状態に入ったことがある人にはわかると思いますが、こなせる作業の量に明らかに違いが出ます。そして、なんだか異様にモチベーションが上がるし、仕事がものすごく楽しく感じるようになります。

生産性が向上することを考えると、フロー状態に入ることは、個人の問題だけでなく、組織全体としても重要視すべきことではないでしょうか。

 

フロー状態になるためのコツ

フロー状態に入るには、一般的に15分以上の集中した状態が続くことが必要と言われています。たしかに、僕がフロー状態を感じるときは、割り込みや騒音がない状態が続き、目の前のことに集中し続けることができるときです。

集中を切らさないためには、作業の中断をなるべく無くすことが大事になってきます。作業が中断しないように、僕が気をつけていることは以下の通りです。

  • スマートフォンはどこかに遠くにしまう。(おそらく、時間と集中を奪う一番の要因はスマホです)
  • パソコンを使っているなら、メール画面やブラウザなど、いま現時点で不要なウインドウは閉じる
  • 少なくとも今から30分間取り組む作業の内容を明確にしておく(何をすべきか迷って作業が中断しないようにしましょう)

ポモドーロテクニックでフロー状態を作り上げる

フロー状態に入るためには、ポモドーロテクニックがかなり効果的です。ポモドーロテクニックとは、25分間作業をして5分間休憩する、というのを1セットとして、それをひたすら繰り返すというものです。このテクニックがなぜフロー状態に入るために効果的かというと、ポモドーロテクニックでは以下のようなサイクルが生まれやすいからです。

  1. 一番労力が必要となる、「作業に取り掛かる最初の5分間」を乗り越えることができる。(1セットが25分だけなので、とにかくまずは手を動かそうという気持ちが生まれやすくなる)
  2. 電話に出たり、話しかけられるなどして、作業を中断してしまったら、その1セットは失敗とする。そうすることで、1セットを確実にこなすために、作業を中断させる要因をなるべく排除するように意識するようになる。
  3. 徐々に集中する時間を確保するようになる。
  4. 作業が中断しても、また次の1セットに取り掛かって、集中状態を作り上げるようになる。

 

ポモドーロテクニック自体は、時間管理や集中力をあげるためのテクニックとして知られているのですが、連続して集中する時間を確保する。という効果が、フロー状態を作り上げることに効果を発揮します。むしろ、ポモドーロテクニックが生産性向上に効果的なテクニックである理由は、このフロー状態を作りやすいからなのかもしれません。

 

ちなみに、僕が実際にポモドーロテクニックを使って感じた効果についてまとめた記事です。

フリーランスの方や、作業内容や取り組む時間を自分でコントロールすることが可能な方は、ぜひこのポモドーロテクニックを試してみてください。ビックリするくらい効果が出るはずです。

まとめ

フロー状態を一度味わうと、この状態を作り上げることがいかに大事か身にしみて感じるはずです。そして、この状態を日常的に作ることができればどれだけいいだろうと思うでしょう。今回紹介した僕なりのコツと、ポモドーロテクニックを利用して、フロー状態を意図的に作り上げましょう。

 

ちなみに、以下の本でフロー状態について言及されています。もっと深く知りたいという方は読んでみることをオススメします。


この本は、「ヤル気こそがプロジェクト成功の鍵」という副題がからわかるとおり、ソフトウエア開発、エンジニアリングを、「人」にフォーカスして語られた名著中の名著です。今回お話ししたフロー状態、つまり、個人としての生産性についてだけでなく、エンジニアがどれだけ大事か、オフィス環境が生産性に与える影響、組織としてのモチベーションなどについて語られており、とくに管理職の方にぜひ読んでみてもらいたいです。